デンマークのコンパン社は、1969年に設立し、デンマーク、オランダ、米国にまたがり、世界で唯一、遊具だけを専門的に調査・研究・開発・製造する製造している専門メーカーです。コンパン社は子どもたちの遊び方の内容や性質が年齢に応じて変化することに注目し、1歳から15歳までの子どもの発達段階とそのあそびの性質を研究して遊具を開発しています。
コンパンプレイスケープは、そのコンパンの日本における輸入総代理店・発売元であり、コンパン製品を基本に、周辺環境のあり方も含め「より豊かなあそび環境の実現」を目指しています。
コンパン社では、ひとつの遊具を製品化するまでに3年から5年という自動車並の研究、開発期間をかけています。その結果として、子どもたちの欲求や運動能力によっていろいろな遊びが楽しめるシステム・ユニット化されたユニークな遊具が生まれました。それはさらに、吟味された素材、色、形 によってデザインされ、遊具を超えた美しさを持つにいたっています。
コンパン社の遊具が独特の明るい色彩を採用しているのは、感性を刺激したり、子どもたちにそこが安全なあそび場であることを示して「自分の場所」だと知らせるサインになるという判断からです。
また、色や形がバランスよく融合して生み出される美しさは子どもたちの想像力と身体感覚を刺激することに役立っています。デザイン性の高さとともに、コンパン遊具はその安全性にも定評があり、世界中で多くの賞を受賞しています。
コンパン社の遊具があそび環境に対する思想を余すことなく表しているのが、同社が運営しているフォーシーズン幼稚園(デンマーク)で、人間の生活と自然とのかかわりを理解できるような工夫が随所に見られることが特徴です。
たとえば、薪ストーブのそばの大窓から薪を供給してくれる森が見えたり、庭の一角でニンジンやイチゴを育てたりと、日常生活の中で子どもが自然に親しめるように工夫しています。
また、開放的な広い環境は園児が想像力をかきたてながら自由に遊びまわれる理想的なあそび空間となっています。
この幼稚園で得られた経験や情報がコンパン社にフィードバックされ、製品開発に生かされています。