子どもの未来をつくるあそび場 2015-2016
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11ボーネルンドの親子の室内あそび場KID-O-KID (キドキド)18か月までの赤ちゃん専用のゾーン。はいはいからつかまり立ち、あんよまで、お家よりも広々とした空間で、ゆったりと過ごすことができます。足で踏むと音が鳴ったり、壁や床にあそびのしかけがあったりと、発見や驚きに満ちた空間です。BABY GARDEN「あそび」は実体験。遊ぶから、生きる力が湧いてくる。あそびとは、子ども自身の「やってみたい」という動機から自発的に始まるリアルな体験であり、その結果として人を育んでいく過程です。テレビゲームや電気仕掛けのおもちゃなど、スイッチを入れるだけであとは受動的に物事が進んでいき、時間を消費させるためのものは「娯楽」です。「娯楽」も人生を豊かにする価値あるものではありますが、成長期である子ども時代に必要なのは、「あそび」の方なのです。こころ・あたま・からだのバランスのとれた成長を。キドキドでは、すべての子どもが本当によく遊びます。それは、赤ちゃんから小学生まで、どんな発達段階でもその時に興味を持てるあそびが見つかるから。そしてそれに没頭できるから。キドキドでは、「こころ・頭・からだ」のすべてがバランスよく刺激されるようなあそびを用意しています。たとえば、人間の基本的な動きは36種類に分類することができ、これが基本となって人間の複雑な動きを支えています。キドキドでもこの中でできるだけ多くの種類の動きを体験できるよう設計しています。子どもの育ちとあそびを35年にわたって見つめ続けてきたボーネルンドには、ある確信があります。それは、「子ども時代には、食べることや眠ることと同じように、たっぷり遊ぶことこそが大切だ」ということ。しかしながら、のびのび遊ばせてあげたいと思っても、実際には難しいのが今の日本の現状です。公園でも大きな声を出してはいけない、ボール遊びも禁止。家でも静かに過ごすよう強要せざるを得ない。子どもをのびのびと健やかに育てるには、あまりにも過酷な環境です。キドキドは、そんな子どもたちに本来必要な「あそび」不足を解決するために作った空間です。DISCOVERY TOWNBABY GARDENACTIVE OCEAN

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