子どもの未来をつくるあそび場 2015-2016
129/244

128SIK-HOLZ幼児期Photos/Daisuke Ohki 愛に満ちた保育を目指す「ちぐさのもり保育園」は、2014年春、園舎と園庭を全面改築しました。今回の改築で重要なテーマは、限られたスペースを有効に使って、子どもたちが自由に思い思いの時間が過ごせ、自ら興味・関心のあることを発見できる環境をつくることでした。 四季の移り変わりを体感できる園庭には、日本ではじめてジク・ホルツ社の遊具を導入しています。天然木を素材とし、木材の自然なフォルムをいかした有機的なデザインの同社の遊具を植栽と組み合わせることで、0から5歳児までが一緒に過ごせる環境を実現しています。「自然の中で感性を育んでほしい」という園長の思いを反映した新しい園庭に、子どもたちも大喜びです。  自然と調和した園庭 ちぐさのもり保育園 保育施設 神奈川県横浜市1.子どもの「森」を連想させる園庭には、彫刻のような躍動感あるジク・ホルツ社の大型遊具が配置されている。 2.起伏のある園庭には、どこでも大人気のコンパン社の滑り台が。 3.砂場に置かれた小屋で、ままごとや砂遊びに熱中する子どもたち。 4.手づくり感にあふれたツリーハウスのような遊具が、植栽の緑の間から顔をのぞかせる。1423REPORT PLAYSCAPE8

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です