子どもの未来をつくるあそび場 2015-2016
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16132社会の変化を反映して、既存校の統廃合を進める広島県三原市。30校あった小学校のうち11校が3校に統合されることに伴い学区が拡大、そのため登下校にスクールバスを利用する児童が増え、子どもたちの運動不足が懸念されていました。公立小学校では画期的な取り組みとして、この久井小学校には、登る・ぶら下がるなどのアスレチック遊びを促進する遊具と、回転遊具「スピカ」を導入。運動不足の補完と学業や学校生活への効果が期待されています。新しい友だちと、新しい環境。あそび場の新たな可能性久井小学校 小学校 広島県三原市1.2. 公立小学校の校庭にはじめて導入されたコンパン遊具。ギャラクシーは傾斜や曲線で構成されており、体の安定を図るために筋力やバランス力の育成を促す。 3. スピカは回転運動を利用した遊具。遠心力や重心移動をうまく生かして遊ぶために、全身運動を促進する。Photos/Ayumi Nakanishi実積REPORT:4 小学校

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