子どもの未来をつくるあそび場 2015-2016
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171COROCORD学童期REPORT PLAYSCAPE 寺子屋からはじまった舎利保育園は、「太陽と、自然と、みんなと、友だちになろう!」をモットーに、子どもたちがのびのびと全身を使って遊べる環境の整備に力を入れています。茨城県土合に最初の園を開園し、入園児数が増えてきたことから、2014年に神栖市にある第2園の環境をより充実させることに。広い敷地を最大限に活かした園舎は平屋建てで、室内と屋外を自由に行き来できます。広々とした園庭には土地の起伏を活かして13基もの大型遊具を設置。園児たちはその日その日の気分であそびを選ぶことができます。遊具を使ったダイナミックなあそびだけでなく、「今日はあの遊具までどの道を通ろうかな?」と、大地の起伏を歩いたり駆けるなど、自然そのものを楽しむこともできるのです。原っぱのような園庭で、子どもたちはたくさんのあそびの芽を見つけ、育てています。11  広大な土地を活かしきった園庭 土合舎利保育園 保育施設 茨城県神栖市1.縦横無尽に張り巡らされたコロコルドのロープを全身を使ってよじ登りながら筋力や平衡感覚を身につける園児たち。 2.土地の起伏を活かして設置されたファンキーエレメンツも大人気。 3.すべてのあそびがつまった砂場では水遊びもできて、異年齢の園児が一緒に遊ぶ。13 2Photos/Ayumi Nakanishi

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