BOER社の歴史は、1950年代にまで遡ります。その当時、ポリエステル樹脂を使った物づくりに着手した、創業者のKees Boer氏は、当時、ニーズの高かった学校の家具などの製造・販売を手掛けていました。学校の環境を見るにつけ、当時では珍しかったポリエステルの加工技術を生かして、徐々に遊具を作り始めました。
その後、いくつかのオリジナル・デザインの遊具を製造しながら、学校環境を豊かにするために、耐久性抜群のプランターを作り、町中の環境整備に寄与しました。新しい素材で作られた遊具はメンテナンスが容易でとても長持ちすると評判になり、そこから、さまざまな技術を深めるために、合併をくり返し、生産拠点を増やしてきました。
現在では、数多くの製品シリーズを、ヨーロッパを中心に販売するメーカーへと成長。その製品づくりには常に「子どもの挑戦を大切に考える」ことがコンセプトとなっています。常に「どんな挑戦を求めているか?」「その欲求に応える製品とは何か?」を追求しながら、遊具を作り続けています。
1960年代に、はじめて作った遊具、その名も「α(アルファ)」。ギリシア文字で「A」を意味する名前で、「最初の作品」という意味を込めて名づけられました。
1歳の子どもから遊べるよう、床高、各モジュール機能を選ぶことができるシリーズ。タワーを渡るブリッジにも、高低差やあえてフラットではない構造を用いることで、遊んでいる中で自然と平衡感覚、ボディイメージなど、成長過程において大切な身体能力を育てる工夫がなされています。
耐久性抜群のステンレスの柱を用いて、都会の真ん中にあっても「ここが子どもたちのあそび場だ」と主張する力をもった遊具。登る・渡るといった動作はもちろん、「次はどこへ移動しよう?」と考えることで生まれる「運動企画」という身体能力を否応なしに刺激します。
商品紹介
遊ぶこともの年齢やあそび環境のコンセプトに応じて、さまざまな機能を選ぶことができます。
床高59cmで、1歳の子どもから遊ぶことができる2タワー遊具。「ウォーターブリッジ」という、まるで波を描いたような上を歩くことで、平衡感覚が刺激されます。
階段を登ってすべり台で降りる、という基本の動きの中に、ネットを渡るブリッジ、タワー下でごっこあそびが生まれるカウンターなど、複数の子どもがそれぞれのあそびを展開できる遊具です。
柱と柱をつなぐ、数々の機能を選ぶことができます。遊ぶ環境、人数、年齢などによって、さまざまな種類からお選びいただけます。
大きなネットでつながった2タワー。それぞれのタワーへアクセスするために、全身を使った運動が試されます。次はどこをつかむか、どこへ足を運ぶかといった、「運動企画」が刺激されるあそびが生まれます。
ブリッジでつながった3つのタワーには、ねじれたネット、ハンギング・バー、横移動ができるネットが。同時に上って中央で集合したり、好きな場所で一休みするなど、高難度の機能の中でも、それぞれの楽しみ方ができます。
子どもの感覚運動あそびに欠かせない「揺れ」と「回転」を生み出す機能遊具。立って回る、座って回る、一人で遊ぶ、集団で遊ぶなど、さまざまな用途に合わせて選ぶことができます。
子どもが立ったまま乗り、体重移動で加速をしたり減速したりを楽しめます。
3人までの子どもが、進行方向を向いて座り、回って遊べます。
角度のついたプレートの上に座ることで、体重移動により大きく回る回転遊具。