遊環境営業部
長佐古 哲也

「子どもの居場所づくりのために」

学びから生まれた、仕事での好奇心

私は大学で都市環境デザインを学び、もっと専門的につきつめていきたいと思い大学院に進学しました。今や社会の大きな課題である「子どもの居場所づくり」。学生時代に学んだことを活かせる仕事につきたいと考え、就職活動をしていました。ボーネルンドのことは活動のなかで知りましたが、企業研究を進める中でプレイヴィル天王寺公園のことを知り、プレイヴィルのような新しいあそび場を創りたい、子どもと親子の居場所づくりに貢献したいという想いが生まれました。似ている事業を展開する企業さんもありますが、子どもの創造力を一番大切にして、そこを中心にあそび道具の販売、あそび場の創造をしているところが、他社に無いボーネルンドの強みなのだと感じました。子どもの成長、親子の居方をしっかりと考え、細部まで手を抜かず、良質なものを選び抜いたあそび場づくりをしていることは、ボーネルンドならではだと考えています。

未来につながる「あそび場」を

私の使命は、お客様により良いあそび場をご提案することです。お客様のニーズを引き出して、ボーネルンドではどんな内容をご提案出来るのか・・・先輩や他部署の方にもアドバイスをいただきながら、一つひとつの案件に試行錯誤する毎日です。私の関わった案件が、実際の”かたち(あそび場)”となったときは嬉しかったです。子どもたちが「すごく楽しい!」と言って喜んでくれました。この経験は何にも代えがたいものです。
今は先輩方が開拓した場所にあそび場を提案させていただくことが多いのですが、思いもよらない場所で子どものあそび場は求められていると思います。私個人がチャレンジしたいのは、劇場や介護施設に子どものあそび場を作ることです。こういった場所を自分でどんどん開拓していくことが今後の目標です。自分が作っているあそび場は、もしかすると100年以上残るかもしれない。未来で知らない子どもや親子が笑顔で楽しく遊んでくれるかもしれない・・・と思うと、わくわくしてきます。「この場所があってよかった」と多くの人に思っていただけるようなあそび場を、これからも作っていきたいです。

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今の自分、これからの自分

私の仕事の流れをご紹介します。午前中は「あそび場の納品」に行きます。具体的にはご注文いただいた遊具を組み立て、施工、設置を行います。お昼の休憩を挟んで、午後はクリニックやカーディーラー等、あそび場を作りたいと仰っていただく各企業様からご相談の電話を受け、アポイントの日程を決めてご相談に伺います。夕方、会社に戻ってから商談内容の見積書を作成したり、企画部デザイン室とあそび場に関する打ち合わせを行うこともあります。
仕事を進めてゆくなかで、複数ある案件を同時並行で管理することには、まだまだ苦労をしています。この案件はどこまで進んでいるか、急ぎかどうかをメモに残して優先順位を決め、取り組む工夫をしているところです。
ボーネルンドに入社して、これまで見たこともなかったような世界各国の小さなあそび道具から大型遊具まで、素敵なものに多く出会うことができます。社内では巨大な自然木の遊具を使ったあそび場を作るために、大人たちが本気で考え議論し合う光景を見ることも多く、あそびに真剣な職場だとわかります。私も先輩方から刺激を受けながら、たくさんの経験を積んで、これから一人前になってゆきたいと思います。

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