03あそび場の運営

近年、子どもたちの運動能力の低下、社会性の欠如といった問題が広く認識されるようになりました。
子どもにとって日々あそびの体験を積むことが、食事や睡眠と同様に重要であるという考えのもと、どのような季節・天候でも親子で遊ぶことができる施設を研究してきました。
開発した室内あそび場キドキドは、6カ月~12歳の異年齢の子どもたち同士が集団で時間を共有できる貴重な場となっています。全天候型屋内施設で、子どもの成長について専門の学習をしているプレイリーダーが多様なあそびを引き出します。
現在、全国に16か所あるキドキドは、親子の絆づくりや、ほかの親子とのつながりをサポートする子育てコミュニティの役割も担っています。
そのほかにも、キドキドに屋外遊び場を組み合わせた公園スタイルのプレイヴィルや、球場内にできたあそび場リポビタンキッズ PLAYLOT by BørneLundも、これからの社会に必要な新しいスタイルのあそび場として開発、運営しています。

社会的な要請
(1990年代後半)

課題

  • 子どものあそび場の減少
  • 体力・コミュニケーション能力の低下
  • 異年齢との関わり
  • 遊具の安全性

室内で多様なあそびが体験できる環境づくり
2004年 KID-O-KID(キドキド)運営開始

  • KID-O-KID2004年~
    KID-O-KIDの全国展開へ
    (現在全国20箇所)
  • Playville2015年~
    屋内に加え、屋外のあそび場をつくることで、さらに子どもたちのあそび環境を充実させた施設を開発
  • tot garden2023年~
    スポーツやインクルーシブなあそびをテーマに、誰もがやってみたいあそびにチャレンジできる球場内のあそび場を開発

運営施設紹介

KID-O-KID(キドキド)
天候に左右されず、親子でこころ・頭・からだの全部を使って思いきり遊べる室内あそび場です。異年齢の子ども同士や、お父さん・お母さん同士のコミュニケーションの場にもなっています。
KID-O-KID(キドキド)の詳細へ
Playville(プレイヴィル)
あそび場としても家族の居場所としても重要な役割を持つ公園の中の、新しいあそび場。屋外あそびゾーンと屋内遊び場を組み合わせました。生きる力につながるあそびをたっぷり揃えています。
Playville(プレイヴィル)の詳細へ
リポビタンキッズPLAYLOT by BørneLund
(プレイロット)
「あそび×スポーツ」をテーマにした、球場内にあるあそび場です。雪深い北海道でも季節を問わずからだ遊びが楽しめ、年齢や性別、国籍、障がいの有無を問わず皆が交流しながら楽しめるあそびが揃います。 リポビタンキッズPLAYLOT by BørneLund
(プレイロット)の詳細へ