ボーネルンドの考え

理想のあそび環境づくり

あそび環境には、安全性が確保されていること、子どもの「遊びたい」欲求を叶え、多様な経験ができること、そして子どもの五感を刺激する場であることが大切だと考えています。これらを基本に、ボーネルンドは施設の種別や目的に応じて付加価値をつけた「あそび環境づくりの提案」を行っています。

ボーネルンドが考える理想のあそび環境

会社の名前である「ボーネルンド」という言葉は、まさにわたしたちがつくりたい理想のあそび環境を表しています。
デンマーク語で「ボーネ(Borne)」は「子ども」、「ルンド(Lund)」は「森」という意味です。「ボーネルンド(BorneLund)」はこれらをあわせた造語で、日本語にすると「子どもの森」という意味になります。

木々が鬱蒼と茂る森の中を歩いていくと、泉の湧く小さな原っぱ。
なんだかほっとするような、すがすがしいような、ちょっと心躍るような気持ち。
あちこちにある茂みは、子どもの冒険心をかき立て、木の実、葉っぱ、花は子どもの楽しいあそび道具となり、
時おり出会う動物たちは、子どもの遊び相手。
そして遊びつかれたら、泉でのどを潤し、やわらかな草の上でひと休み……。

私たちボーネルンドは、こんな森の代わりになるような理想的なあそび環境を提供したいと考えています。

あそび環境の基本は
「子どもが安心して安全に、そして存分に遊べること」

子どもが思いきり遊んで、たくさんの経験を積み重ねられるようにするために、あそび環境は安全であることが大前提です。日本では、公園や遊具で子どもたちがケガをしたというニュースが後を絶ちません。
ボーネルンドは安全性を重視し、1995年にはすでに遊具のアフターサービスやメンテナンスを専門に行うコンパスサービスを設立し、専門技術を持ったスタッフが責任を持って安全対策を行う体制を整えています。

あそび環境デザインに欠かせない要素

ボーネルンドがデザインする「理想のあそび環境」は、以下のことを大事にしています。

  • 地域性や文化的背景などの
    地理的条件

  • 施主様の考え

  • 利用する子どもの
    年令層や身体能力

  • 施設の広さや
    利用者数

各施設によって異なる諸事情に応じ、「理想のあそび環境」を提案しています。
たとえば対象とする子どもが、乳児、幼児、小学生では、その身体能力はもちろん、危険回避能力、行動範囲が大きく異なり、あそびの質も違ってきます。先生や親といった周囲の大人たちの考え方も、あそび環境のデザインに欠かせない重要な要因です。