ボーネルンドの考え

あそぶことは生きること

子どもにとって、あそびは生活のすべてです。あそびの中で子どもは、ひとりで決められること、チャレンジすること、協力すること、想像すること、つくりだすこと、そんな楽しさを知っていきます。
子どもの成長は「ものさし」で測ることはできません。子どもがその時その時に、一番興味を持てるあそびが一番のあそびです。夢中になって遊んだ豊かな経験が、大きくなった時に、自分の好きなことを見つけだし、自分のしたいという意志に基づいて行動することができる人を育んでいきます。自分が選び取ったことに対しては、その過程で生じる困難に対して果敢にチャレンジし、自らをコントロールしていくことができるものです。
そんな生きる力を育むあそび環境づくりを、ボーネルンドは応援しています。

あそびが育む“生きる力”

  • 想像力

    自由な発想で、限りなく広がるあそびの世界。夢中になって遊んだ経験は、夢見る力につながっていきます。

  • 発見と理解

    見て聞いて、触って確かめて、発見が感動とともに学びや理解につながっていきます。

  • 創造性

    誰もが持っている、その人だけの感性を生かすこと。
    涌きあがるイメージを自らかたちづくる楽しさや、つくりあげたときの達成感をもたらします。

  • コミュニケーション能力

    楽しいこと、おかしいこと、時には秘密…。それらを誰かと共有する楽しさ。こうしたことの積み重ねが、人と人の間に信頼感を育みます。

あそびって、何でしょう?

「あそび」というと、「勤勉」「努力」の対義語として、「時間つぶし」といったニュアンスを感じる人もいるかもしれません。しかしそれはむしろ「娯楽」のことを指しています。
本来の「あそび」とは、子ども自身の“やってみたい”という動機から自発的に始まるリアルな体験であり、その結果として人を育んでいく過程です。
ボーネルンドは、「あそび」と「娯楽」は、本質的に異なるものだと考えています。「娯楽」も人生を豊かにしてくれる価値あるものですが、成長期である子ども時代に必要なのは「あそび」の方なのです。

あそびと娯楽の違い

思いきり遊ぶ、健やかに育つ

子どもの体も、思いきり遊ぶことで健やかに成長します。

「あそび」は望ましい生活習慣につながる