皆さまこんにちは。
梅雨の季節が近づいてきて、晴れていても急に雨が降ったりとお天気の安定しない日々ですね。
さて、そんな中で「赤ちゃん便り」第9回、今回は雨の日でも、お家の中でたのしめる
生後2か月ごろの赤ちゃんとの過ごし方を中心にお届けいたします。
生まれて2か月、お宮参りも終わり、
少しずつお外に出てみたり、初めての予防接種を経験したり、パパ・ママ以外の大人に触れ合う機会も出てきた赤ちゃん。
ベビーカーにも乗れるようになったりと、お散歩に出かけたいところですが、
梅雨の季節はもうすぐ。毎日雨で外へ出られず、赤ちゃんの気分もぐずつき気味です。
首が座るまでの赤ちゃんは、一日中ねんねの体勢。
生まれてすぐの赤ちゃんは、背骨が「Cの字」型なのですが、
それが少しずつ前と後ろにカーブができ、「Sの字」型へ。
そのカーブの上に徐々に筋肉がつき、歩きはじめることができると言われています。
最終的には、12歳頃にその「Sの字」状の背骨のカーブが完成するそうです。
背骨が健康に成長するには、適切な時期に、身体の部位が無理なく動く体験をたくさんさせてあげたいものですね。
ねんねの状態であっても、赤ちゃんが頑張って手足を伸ばしたり、手足を縦や横に動かすことでやっと届くような位置に
音の鳴るあそび道具を置くことで、「バタバタ」した動きや「けり」のような動きを引き出すことができます。
自分が動くことで、音や感触などの反応が得られることがわかると、何度も何度も「実験」し、反応を楽しみます。
そうするうちに自然と身体の筋肉がついてくるだけでなく、「自分がこう動くと、こういう反応が返ってくる!」という発見に、赤ちゃんの気持ちも満たされることでしょう。
また、赤ちゃんの様子をみながら、無理のないようでしたら、うつぶせを少し試してみるのもよいかもしれません。
いつもと違う目線になったり、普段とは違う体勢で新鮮な感覚を楽しむことが出来ます。
何もないところでいきなりうつぶせするのは難しいかも…というときは、
畳んだバスタオルや、胸の下にいれられるようなあそび道具をうつぶせ体勢のときの胸の下にいれてあげると、
自然と顔を支えようと首と背に力が入るのでよい練習になります。
ボブルス チキン
タミータイム アクティビティ・クッション、
寝返りはまだですが、少し身体をゆすってあげたり、さすりながら声をかけてあげると、
パパとママも赤ちゃんとスキンシップをとりながら、その感覚を楽しむことができます。
ぜひ、赤ちゃんはゆっくりですが、確実に成長していますので、
雨の日も工夫して、楽しく過ごせますように!
では、また。