ボーネルンドショップ 岩田屋本店ブログ

心を育み、生活技術を学ぶ『ごっこあそび』

2021.02.17

カテゴリー:インストラクターおすすめその他

皆様こんにちは、ボーネルンド岩田屋本店です。

今回は、2歳頃からはじまる『ごっこ遊び』の役割と大切さについてお話しさせていただきます。
ぜひ一息ついて、読んでいただけたら幸いです🌸

― 生活技術を学ぶごっこ遊び ―

子どもは2歳頃になると、身近な人の言動を真似るようになります。
それ以前の自分中心の世界から他者を意識して身の回りの人や環境に積極的に関わろうとし、それが遊びにも出てきます。
ままごとやお医者さんごっこなど、いわゆる「ごっこ遊び」です。
ごっこ遊びの多くは生活の疑似体験ですので、子どもたちにとっては道具の使い方や危険の回避能力といった実践的な体験になるだけでなく、社会性・コミュニケーション能力・想像力など、生きていくために必要な感覚や情緒を育むことにも繋がります。
とくに「ままごと」は、生活技術の習得、食への興味、マナーなどを学べる、子どもの成長に欠かせないあそびです。

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子どもは、大人が日常で使っている物、取り組んでいることに興味を覚え、同じように自分も体験したいという欲求があります。
ヨーロッパの学校や家庭では、子どもの頃から本物に近い道具を使わせて、いろいろなことを体験させて育てることが教育の主流になっています。大人が日常のシーンを想定し、楽しく真剣に遊具に触れていると、子どももいつの間にか夢中になって遊びはじめます。
子どもが想像遊びに入り込みやすいように、子供だましではない良質な遊具を与えてあげたいですね。

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― 心が育つごっこ遊び ―

ままごとなどのごっこ遊びには生活技術だけでなく、想像力・対話力・人の気持ちを理解して対応する能力、あるいは社会のルールやマナーの習得という一面もあります。
2歳頃は第一反抗期とも重なるので、親の言うことを「イヤ!」と言って受け付けなかったり、何でも自分でやりたがったり、あるいは好奇心を抑えられず、親からすると「いたずら」に見えてしまう行動も頻繁になってきます。
でもこれは、親を困らせよう、いたずらしようと思ってやっていることではなく、自立心や学習意欲の現れなのです。
こんなときに頭ごなしに命令したり怒ったりすると、子どものイヤイヤは増加してしまうので、ごっこ遊びの要素を加えてみることをおすすめします。

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例えば、物を乱暴に扱ったときには「○○君が痛がってるよ」と物を擬人化して言い聞かせたり、歯磨きを嫌がったら「歯磨き競争」にしたり、トイレの練習などにもあそびの感覚を取り入れると、子どもは自分から進んで行動しはじめます。

また、この時期の子どもは親の言動をそのまま真似たりします。
ままごとなどで、お母さんそっくりの物言いをしているのを聞いてびっくりしてしまうこともありますよね。
ですから親も、言葉づかいや物の扱い方などには気を付けていきたいですね。

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ボーネルンドでは、子どもの等身大でままごとを体験できる「キッチンセンター」など、ごっこ遊びに役立つ商品も多数ご用意しております。
オンランショップもございますので、ぜひ一度ご覧くださいませ♪

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