かつて「人種の坩堝(るつぼ)」と呼ばれたアメリカ。最近では「人種のサラダボウル」とも形容されます。多様性とそれぞれの個性を尊重し、溶け合うのではなく共存しているのだと。
今年1月に誕生したトランプ大統領率いるアメリカの行方を、いま世界が注目しています。平等とその多様性が脅かされる発言と政策の数々。現地の子どもたちや教育への影響は?保護者はどう受けとめているのでしょうか。
子育てや教育に対して画一的になりがちな日本に対し、アメリカの家族、親はどうなのか。二大都市サンフランシスコ・ベイエリアとニューヨークで、11の家族と、複数の教育者を取材しました。
今回取材にご協力いただいた方々の生の声を、この一年間かけてお届けします。「あびのもり」内では掲載仕切れなかったフルリポートをウェブ版に掲載します。