ボーネルンドショップ 伊勢丹浦和店ブログ

教育遊具② 2〜3歳編

2016.10.05

カテゴリー:インストラクターおすすめ

みなさんこんにちは

前回に引き続き、テーマは教育遊具です。

今回は、周りのことをたくさん吸収する時期である、2歳、3歳、4歳についてです。

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おすすめの遊び道具

★2歳

赤ちゃんを卒業して、手あそびの範囲が広がる頃です。


ブロック

赤ちゃん編では積み木をご紹介しましたが、積むのが上手になってきたら、ブロックもおすすめです。
積み木あそびで、物には上と下、奥行き、左右が存在することを知っているので、ブロックでも同じように立体を意識してつくるようになります。

積み木と違う点は、ブロックは凸凹をはめ込んで繋ぐということ。
その際、手でしっかりブロックをつまんで持ちます。
物に対しての理解力、持ち方の難易度から、積み木→ブロックの順で用意される方がいいです。

2歳のお子様に、無理のない指先あそびができる遊具になります。

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★3歳

幼稚園、保育園に入るお子様もいらっしゃいますね。
周りから吸収することが多い時期です。


かず、ことば、いろあそび

 

3歳になると、ちょっとしたルールを取り入れることができます。

おすすめは、ことば、いろ、かずのいずれかを取り入れたゲームです。
ですが、いきなりルール通りにあそぶわけではありません。

まずは、「これであそぶと楽しい」という気持ちが大切。
箱をあけたら、まずはお子様がどうやってあそび始めるか見守りましょう。徐々に大人側からあそび方を提案して、一緒にやりたがるようならしっかり一緒にあそびます。

マッチングゲーム(神経衰弱)ができる、マッチングペアーズは、全ての要素があります。
ルールから少し外れても楽しく遊べるつくりで、はじめてのゲームにもおすすめです。

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★4歳

1人あそびも、お友だちとあそぶのも慣れてきた頃。
自分の好きなことがはっきりと分かり、1つのことに集中してあそび続けることがあります。

コミュニケーション(対話式)のあそび

幼稚園や保育園でよくあることを例にあげます。

ある子がおもちゃで真剣に作品をつくっていたところ、気になった他の子が作品に手を伸ばしました。
遊んでいた子はびっくりして、思わず突き飛ばしてしまいました。
突き飛ばされた子もびっくりして泣き出しました。

それをみて、大人はどうすればいいでしょう。

「お友達を突き飛ばしちゃだめでしょ」
「黙って取ったらだめでしょ」
「ほら、謝って仲直りしようね」
となるのが普通ではないでしょうか。

ですがそれですと、自分の気持ちを押し殺して、とにかく形だけの解決をさせてしまうことになります。
突き飛ばしたこと、おもちゃを取ったこと、
どちらも自分がしたことを分かっていて、相手が嫌がっていることも分かっているはずです。

「かして」といわれたら、「いいよ」といえる。
「ごめんね」といわれたら、「いいよ」といえる。
そういうことよりも、

何か食い違いが出たとき、
「上手に自分の気持ちを相手に伝える」
「相手の思いを考えながら調整する」
そのための力が、コミュニケーション力です。

 

テルミー・ザ・ピクチャーは、
「相手に伝えること」
「相手が何を伝えているのか考えること」を、
とても楽しいあそびにした遊具です。
お友達とあそぶ前に、まずはお父さんお母さんと一緒にあそんでみましょう。

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今回は1種類ずつのご紹介でしたが、この時期は他にもたくさんの教育遊具があります。
ホームページやお店でもご覧いただければとおもいます。

次回は5歳からあそべるものについてかきます。

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