社会福祉法人若葉会 太陽こども園

共稼ぎ家庭の増加にともない、保育施設の増設が社会的課題となっています。そんななか、認定こども園は保育園と幼稚園の役割を融合した施設として大きな期待がかかっています。浜松市にある太陽こども園は待機児童削減のための施設として、従来の保育所の機能に加えてあそびや教育の役割を担うことに。そこで「温かく、強く、正しく、朗らかに」という保育理念を実現させ、さらに個性が育ち運動量が増える3才児以降の園児に向けて、体遊びのための環境を充実させることにしました。砂が敷き詰められた園庭には、さまざまな年令の園児が遊びながら運動ができるデンマーク・コンパン社の大型遊具が設置され、全身と五感を通して豊かな感性と大きな心を育てることができます。佐藤宏人理事長は「導入した遊具は、どれもユニークな構造で子どもたちの運動能力や社会性を育むには、とても機能的につくられていると思います。」と、その成果を実感しています。同園は、地域の子育て支援事業にも力を入れており、妊婦や外国人支援にも積極的に対応。地域の人々との連携により、子どもの「あそびの三間（仲間、空間、時間）」を充実させています。