子育てをしていると楽しいことはもちろん、わからないことや不安、心配もいっぱい。でも、気にしていたことが実際には些細なことだったりもします。日々子どもたちと接しているプロの方々から、子育てにまつわる視点や考え方を紹介していただきます。
Vol.60 Summer/Autumn 2023
まだ言葉で表現できないとしても、子どもたちはたくさんの意見を持っているのです。
各分野の専門家の方々に子を持つ親として大切にしたいこと、知っておきたいことをお聞きします。
今回はこども家庭庁にも携わる文部科学省の渡部さんのお話です。
Vol.59 Autumn/Winter 2022
子育ても人間も 光があれば暗い部分もある。それも含めて、通り過ぎると宝物になります。
各分野の専門家の先生に子を持つ親として大切にしたいこと、知っておきたいことをお聞きします。
今回はご自身も4人の子どもの親である山下直樹先生のお話です。
Vol.58 Spring/Summer 2022
赤ちゃんでもこんなことができるんだ。知れば知るほど「子どもって素敵だな」と思うようになりました。
さまざまな専門家の先生に子育てについてお聞きするシリーズ。
今回はこども家庭庁創設にも関わる教育心理学の秋田喜代美先生にお話を伺いました。
Vol.55 Spring/Summer 2020
子どものやることにダメなんかないだから、ありのままを認められる
全国から授業視察が後を絶たず、ドキュメンタリー番組でも紹介されるなどカリスマ数学教師として注目されている井本陽久さん。子育て中の多くの人に知ってもらいたい「子どもたちのありのままを認める」とはどのようなことなのか、お話を聞きました。
Vol.54 Winter/Spring 2019/2020
旬を味わうことで自然を感じ、
自分もこの自然の一部であることを実感して欲しい
いのちを育む原点は「食」にある、そう教えてくださったのは
『あなたのために いのちを支えるスープ』の著者で料理家の辰巳芳子さん。
これからの時代を生きる子どもたちに伝えたい「生きていきやすい人になる」とはどのようなことなのか、お話を聞きました。
Vol.53 Summer/Autumn 2019
いのちの現場から伝えたい 大切なメッセージがあります
おなかに赤ちゃんを授かった日のこと、
そして、わが子誕生の瞬間の感動。
毎日の忙しさから、もう遠い日の記憶になっているかもしれません。
子どもに「もっともっと」を求めるより、
ありのままを受けとめてほしい……。
講演会や著書で「生きてるだけで百点満点!」を伝え続ける
助産師の鈴木せい子さんに、お話を伺いました。
Vol.52 Spring/Summer 2019
食はどんな栄養を摂ったかより楽しい時間の共有こそ大切
毎日の料理に洗濯、掃除は 〝良い加減(いいかげん)〞が大事。そして、後回しにしがちなお母さん自身の〝これやりたい〞を時には優先することも大切です。
食育インストラクターで3児の母親でもある和田明日香さんに子どもたちと心地よく暮らすヒントを聞きました。親子でつくれる簡単レシピもお子さんと一緒にぜひお試しを!
Vol.51 Winter/Spring 2018/2019
乳幼児期のレム睡眠は脳の回路の形成に大きくかかわっています。
積み重なった睡眠不足が、心身に悪影響を及ぼすとされる「睡眠負債」という言葉が、昨今注目されています。
では、いま子どもたちの睡眠はどうなのでしょうか? 『スタンフォード式最高の睡眠』の著者で、睡眠生体リズム研究所の所長でもある西野精治先生に、子どもの成長および発達と睡眠との関わりについてお聞きしました。
Vol.50 Summer/Autumn 2018
健やかな脳を育むには胎児期、乳幼児期、思春期の かかわりがとっても大切
人の思考や行動を支配している「脳」。発達段階にある子どもたちの脳には、かかわる大人たちの言葉がけ次第で良い変化をもたらすことができる、と近年の研究でわかってきています。
Vol.49 Autumn/Winter 2017/2018
自然のなかで育む感性・意欲・生きる力
世界的な冒険家である三浦雄一郎さんは、長年キッズキャンプを開催しています。自然のなかでのあそび体験が、子どもの体と心にどのような影響を与えるのか、お話をうかがいました。
Vol.48 Summer/Autumn 2017
ワクワクドキドキ体験が体の発達を促す
どこか元気がない子どもが増えてきていると言われています。「こころ・頭・からだ」がともに元気に育つためのヒントを日本体育大学の教授、野井真吾さんにうかがいました。
Vol.47 Spring/Summer 2017
子どもは遊びながら言葉を学ぶ
「言葉」は思考やコミュニケーションの道具であり、学習の基礎です。
子どもはどのように学び、大人はどう助けたらいいのでしょう。
研究者の今井むつみさんにお聞きしました。
Vol.46 Autumn/Winter 2016
子どもの心を見ていますか
子どもたちの細やかな心の動きを題材にした絵本を多数出版している、くすのきしげのりさん。
子どもの心への寄りそい方、子どもの心を理解しようとすること。
また、遊ぶこと、親がつくる環境の大切さについてお聞きしました。
Vol.45 Summer 2016
工夫とアイデアであそびも人生も面白く
元プロ陸上選手で、現在は子どものかけっこ教室を手がけている為末さん。体遊びを楽しむヒントや体験して育まれる力についてうかがいました。
Vol.44 Spring 2016
愛情をもって子どもと向きあう時間を
40年近く、あそびを通じて子どもの健やかな成長を見守ってきて、昨年新たに祖母となった立場から、これまでの歩みと新しい試み、子育てのヒントを聞きました。
Vol.43 Autumn/Winter 2015/2016
大人がそっと見守る、“放牧環境”で、子どもの心はノビノビ育つ
そもそも、「心の育ち」とは? ――汐見稔幸さんは長年、育児や教育人間学などを専門とし、子育てや親子関係について研究されています。また、父親として三人の育児にも積極的に関わってこられました。長年、子どもの心に寄り添ってきた体験や視点から、「心の成長」についてうかがいました。
Vol.42 Spring 2015
生きる力を学ぶ幼児期。環境を整えて見守ってあげたい
千葉県成田市にある「くすのき幼稚園」の園長、太田家和さんは園児たちとの20年以上の触れ合いのなかで、「環境が子どもを育てる」ことを実感。園児が毎日を過ごす環境として園舎と園庭の大規模な改修に取り組みました。また、体験を重視して子どもの学びを促す保育や家庭との連携を重視した幼稚園運営など、会社勤めから園長に転身した太田さんならではの視点や考え方は、「これからの子育て」に参考にしたいものでした。
Vol.41 Winter 2014/2015
子育てでできなかったことを、孫育てで楽しんでいます
粟辻早重さんはふっくらした人形づくりで知られるアーティスト。その原点は愛娘のためにつくった一体の抱き人形だったそうです。創作活動をしながら姉妹を育て上げ、現在はデザイナーとして活躍する娘を手伝い、孫育てを楽しんでいます。生活の達人でもある粟辻さんの孫育てには、参考にしたいアイデアがたくさんありました。
Vol.40 Summer /Autumn 2014
スキンシップは子育ての基本。肌の触れ合いは親も癒します
「親子のスキンシップが大切」と言われますが、なぜ大切で、どんな風に行えばいいのでしょう? 山口創さんの専門は身体心理学(*1)。親子の触れ合いの効果や子どもの成長におよぼす影響を科学的に探究されています。二児の父でもある山口さん。ご自身の経験も踏まえ、皮膚と脳、 親子の触れ合いについてお話しいただきました。
Vol.39 Spring 2014
子どもの感性はダイレクト。実体験が発想を広げます
「建築界のノーベル賞」といわれるプリツカー建築賞(*1)を受賞するなど国際的にも著名な建築家の伊東豊雄さん。2011年から、若く優れた建築家の育成を目的にした「伊東建築塾」(*2)を主宰されています。そのなかには子どもたちに建築の基礎を教える、「子ども建築塾」(*3)もあります。子どもたちの柔軟で自由な発想に、伊東さんご自身、刺激されることも多いそうです。今回はワークショップを見学しながら、お話をうかがいました。
Vol.38 Winter 2013/2014
物語の世界に浸れる、子どもの純粋さを大切に
子どもに関わるさまざまな方の考えや体験談を通して、子育てについて考えるシリーズです。
今回は、「そらまめくん」など魅力的なキャラクターが人気の絵本作家、なかやみわさんです。作品のイメージそのままの、温かくふんわりした笑顔のなかやさん。絵本制作に込める思いや絵本の可能性、小学五年生になる息子さんの育児体験に根ざした作家活動など興味深いお話をいただきました。
Vol.37 Summer/Autumn 2013
体力は〝脳力〟。たくさん遊んで鍛えよう
子どもに関わるさまざまな方の考えや体験談を通して、子育てについて考えるシリーズです。
今回は、「自分の責任で自由に遊ぶ」というモットーで知られる冒険遊び場のプレーリーダーとして、現在は大正大学「のびのびこどもプロダクトコース」の特命教授として、子どもの成長やあそびと長年関わってこられた天野秀昭さんです。東日本大震災後に開設された「気仙沼あそびーばー」や子どもの体と脳の発達の関係など興味深いお話をうかがいました。
Vol.36 Spring 2013
「親」という字は、「木に立って見る」 と書きます。子どもに対して、 そうありたいものです。
子どもに関わるさまざまな事柄について、専門家の方々のお話を通して考えるシリーズです。今回は、広島大学教授で、乳幼児の発達障がいを中心とした特別支援教育学を研究されている七木田 敦さんに、現在の子育てと子どもの学びについてお話をうかがいました。
Vol.35 Winter 2012
あそびを通して、自分を大切に思う、自尊感情を育てましょう
子どもに関わるさまざまな方の考えや体験談を通して、子育てについて考えるシリーズです。
今回は明星大学教授の星山麻木さん。発達障がい児の特別支援教育が専門で、大学で教鞭をとるかたわら、地域の子どもたちや親御さんを対象にしたワークショップなども積極的に行っています。長年の経験をもとに、子どもの可能性や親子関係など、さまざまなお話をうかがいました。
Vol.34 Summer/Autumn 2012
砂場はいい。でも、身近なものだって、立派なあそび道具です
子どもに関わるさまざまな方の考えや体験談を通して、子育てについて考えるシリーズです。
今回は同志社女子大学教授の笠間浩幸さんです。幼児教育学が専門で、とくに「砂場」の研究では第一人者。幼児の心身の発達におよぼす砂遊びの役割など、興味深いお話をうかがいました。さらに、三人の子育て経験もある先生から、自身の子や教え子たちとほぼ同世代にあたる若いお父さんやお母さんたちに向けて、温かいエールを送っていただきました。
Vol.32 Autumn/Winter 2011/2012
親の立ち位置に一貫性があれば、子どもはぶれずに育ちます
子どもに関わるさまざまな方の考えや体験談を通して、子育てについて考えるシリーズです。
今回ご登場いただくのは、コピーライターで、「無印良品」の名付け親、1980年代後半からはNHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」などの挿入歌の作詞なども手がける日暮真三さんです。娘二人の子育て経験もある日暮さんに、「子どもと言葉、あそび」について、いろいろな視点からお話をいただきました。